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でもでもだってね

こないだ大学の先輩と久しぶりに飲みに行った。 軽音サークルの1個上の先輩。 バンドを一緒に組んでいたり、ライブの企画を一緒に考えたり、 毎晩毎晩行きつけの店で夜な夜な音楽談議に花を咲かせた先輩たちだ。 新宿の居酒屋で3時間近く飲み、 カラオケで3時間近く歌い、 ウイスキーバーで1杯2000円近くするウイスキーを飲んだ。 カラオケなんてずっと行ってなかったけど、 やっぱなんか 音楽と関係ない友達と行った時よりも 気兼ねなく選曲できてうれしかった。 ゆらゆら帝国歌ったり、モーサム歌って盛り上がれるの、 なんかイイなって思った。 最後はフジファブリックの 「サボテンレコード」みんなで熱唱して終わった。 やっぱ好きだな、久しぶりの学生ノリ。 いい先輩に出会えて嬉しい。 俺もそんな先輩でありたい、そうなりたいと思った夜だった。 起きたら先輩の家のソファで寝てた。 カラダバキバキバッキンガム宮殿。そんな夜もいい。

台本通り

人生にそんなに多くのドラマは必要ないと思う。 それこそ「ドラマや映画じゃないんだから」って台詞が ドラマや映画でよく使われているように。 平凡が一番難しいと思う。 当たり前の日常が当たり前のように過ぎていく。 寂しい感じもするけどそれこそが一番平和だしなによりも安心する。 毎日毎日ドタバタと過ごすよりよっぽど精神が安定するしね。 「そんなの楽しくないじゃん」って思う人もいるかもだけど。 楽しいの基準なんて人それぞれだし、 おそらくそういった生活の中にも楽しさは少なからずあるし、 そういう生き方を望んでする人こそ、平凡な人生に数限りない楽しさを見出せる天才だと思う。 僕はこの1年で仕事をやめ、 関東に引っ越し、CDをリリースして、 全国を這いつくばりながら駆け巡ってきた。と思う。 初めましての知り合いがたくさん増えた。 私利私欲を擦り減らしつつ、ギリギリで何となく生きのばしてしまった感じ。 生き急ぐ必要なんて全くないのに。 自分の人生がロックな人生だなんて1mmも思っていない、 そんな一言で片付くなら苦労しない。苦労だらけだ。 平凡が良かった。なんて今更言えない。 自分で選んだ道だ。 新しい曲を作った。 作曲、俺。メロディもメインリフも曲構成も、俺。 歌詞はさくらいが書いてくれた。 僕はこの曲のイメージは「前向きな曲」くらいにしか伝えていなかったけど、 出来上がった歌詞を見ると予想を上回る良さだった。 良い、って簡単に口にするほど薄っぺらいものは無いけど、本当に良かった。 無表情の曲に感情が添えられたような感覚だった。 何度かさくらいが弾き語りで歌っていたり、 バンドでも3回くらいみんなの前で演奏もしている。 サビの歌いだし「わからないまま僕たちは歩いてゆくのさ」。 今の俺たちを歌っているような、そんな気がした。 少しだけ勇気が持てた。

転がり続けている

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走り続けていく。 変わり続けていく。 いつも戦い続けている。 そんなたいそうなことではないけど、 ひたすら前を向き続け、そして突き進むしかない僕の 2/14から2/16までの3日間について。 備忘録のようにツラツラと。まだ見ぬ明日以降の自分のために。 2/14 バレンタイン 電車が遅れて出発時刻に間に合わず反省。 運転を頑張るマサキユに、運転ができない僕からラッキーストライクをプレゼントした。 グループLINEで水を買ってきてとお願いすると メンバー3人が3人それぞれ水を買ってきてくれた。かわいいやつらめ。 東京から大阪へ。 到着はちょうど入り時間ギリギリ。梅田シャングリラ、広い会場だった。 フロアの真ん中にバーカウンターがあるライブハウスはかっこいい、燃える。 新木場コーストのラウンジフロアみたいだ。 ライブは全身全霊そそいだ。 1曲目のライムライトから、音に気持ちを乗せた、届いていたら嬉しい。 久しぶりにやった「誰かの答えになればいい」も楽しかった。 1曲1曲生きているな。すごく生命力を感じた。 お客さんからチョコだったりお菓子だったりをたくさんいただいてしまった。 ありがたいありがたい、ぜんぶ美味しくいただいた。 そして打ち上げでは鍋を食べた。 出演者、スタッフさんとつつく鍋。ライブハウスで食べる鍋は格別だった。 バッチリ栄養とって、話にも花が咲いた。その日の夜のうちに東京へ移動。 生命力をビッシビシに感じるライブだったズラ 2/15 新宿、メメフェス 到着したのは朝8時のこと。 他の3人はそれぞれの家へ。僕はネカフェで身支度。 新宿のネカフェは決して快適ではなく、どちらかといえば窮屈だった。 11:00頃にはライブハウスに到着、すれ違う人達みんな友達。落ち着く。 こんなに友達いたっけ?自分。って思った。 けど、そうだ、メメタァと共通の友達が多いのかと納得。 ラブ人間の金田さんと映画の話と性癖の話をして(笑) 古墳シスターズとも久しぶりに再会。 毎回、彼らとは酔っ払った状態で対面してたからやっと素面で話すことが出来たな。 テジナの大坪さんと福岡ONTAQのとき遊ぼうと約束した。 Transit My Youthはみんな今日も陽気で愉快なヤ

Shining

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出会いのきっかけは 今なおずっと大好きなバンド「locofrank」。 彼らのレーベルである 「773Four RECORDS(トゥーセブンスリーフォーレコーズ)」から 弟分としてCDを出すというNEWSだった。 「FOUR GET ME A NOTS」 通称フォゲミ。 いわゆるメロコアと言われるジャンルのバンド。 2ビートで速くてメロディック。 知った当時は、Hawaiian6とかlocofrankとか 日本のメロコアバンドのコピバンをやっていて、 当然のことながら彼らの知名度が一気に上がるきっかけになった、 この曲のコピーもやった。 めちゃくちゃいい曲。脱帽、センスに嫉妬してた。 多分2008年くらい。 「DOWN TO EARTH」ってアルバムのツアー。 その解禁されたツアー情報に北海道でのライブが組み込まれていなくて、 悲しくて、いてもたってもいられなった。 すぐにホームページのCONTACTからメールを送った(今思うとハズい)。 そしたら返事が返ってきて 「すぐにはお伝え出来ないけど、今回のツアーで北海道も追加で回る予定なので!発表までもう少々お待ちください!」 的な内容だったはず。すげえ嬉しかったな。 追加公演が発表されてもちろん遊びに行った。 満員のカウンターアクション。 SHANKも出てて嬉しかった。 最前で拳上げてた、けどスネに押し付けられるモニターの角が痛かった。 そして3年の時を経て、 2011年に発売された「SILVER LINING」というアルバムの リリースツアー苫小牧編で、 前に組んでたHello Micro Computerというバンドで 対バンさせていただくことになった(苫小牧ELLCUBEには今でも感謝しています)。 MUGWUMPSと2バンドでツアーを回ってた。 前にTシャツ紹介のブログにも書いたけど、 その日フォゲミのバンTをマジで10枚くらい持ち込んでて、 リハ前、リハ後、オープン、出番、出番後、打ち上げって ことあるごとに着替えまくって 「え!また違うTシャツ着てる!!!(笑)」って笑われた。 好きアピールがあざといけど 今日くらい許してくれ~って気分だった(笑) ライブはボロボロで、 打ち上げも緊張

打ち上げ会場ここですか?

札幌のライブハウス「Spiritual Lounge」(通称スピ)。 大好きな札幌のライブハウス。 僕が大学進学をきっかけに北海道に引っ越し、 札幌で初めてライブした場所がスピ。 当時は大学の先輩と「IRwalk」っていう めちゃめちゃ音がデカいシューゲイザーバンドを組んでて(笑) 最初に僕がスピにお世話になったのはそのバンドで、でした。 まだ店名の最初にHALLって付いてて 「HALL SPIRITUAL LOUNGE」だった気がする、なんかカッケー。 31歳、今となってはどこに行っても演者の中で年長なことばかりな僕ですが、 当時のセルジオさんは大学一年生。 その場にいる人の中で一番年下なことが多くて、 飲みの席ではいつも後輩キャラ全開。 よくライブ後の打ち上げで先輩メンバーに飲まされたり、 気づいたら当時のドリンカーのあんじゅさん(Boys don't cry)と照明のウルシさんに飲まされたり…(なつかしい…)。 そしてペロンペロンになった状態で最後によく話に行く人物こそ、 スピの店長である新保さんでした。 すでに限界状態の僕は、 いつも新保さんの話をきちんと聞く前にぶっ倒れたり、 スピのトイレでリバースしたり(グロッキー)。 おそらくその頃のヨワヨワな僕から、 現在の僕(とはいえ未だにヨワヨワ…)に至るまでの成長過程を 全て見てきた方といっても過言ではないでしょう。 マイアミ加入以前、 僕が中心になって結成したインストバンド「Hello Micro Computer」も ずっとスピばかりにお世話になっていました。 東京から来札するツワモノバンドとぶつけてくれたのも新保さん。 新保さんが繋げてくれた「camellia」の隆史さん。 昨年のムロフェスで千葉「trico」で出演していた隆史さんと、 まさか幕張の海浜公園で再会出来るとは思っておらず、 楽屋でチラと挨拶しに行った時に握手した瞬間、本当に泣きそうになったな。 もまれてもまれて今に至る。 多分マイアミのメンバー、僕以外の3人も 新保さんには大変にお世話になったメンバーばかりではないかな。 マイアミパーティとしても、 今のメンバーになって1周年の時に プチワンマン(正確にいえば2マン)を開催したり、 ジ

なにがバンドマンだよダセェ

上手くいかないことだらけだ。 何をやっても人を失望させる。いとも簡単に。 もう誰にも会いたくないし関わりたくないと思ってしまう。 もう少し人間として成長してから人と接したい。 そもそもきちんと出来た人間であればこんな場所でクスぶったりしていない。 子供の頃の自分が描いていた未来の自分は 「お前に言われたくないわ」と感じてしまうような 隙だらけの人間とも関わりあわずに生活をしているはずだった。 31歳にもなって、こんな真剣にベースを夜な夜な弾かないし、 不安なんて2mmくらいしかないと思う(今は5000兆kmくらい不安があるので死)。 人には出来るだけ優しく接する。 譲れない物事にはきちんと執着し、終わったら必ず反省する。 感謝の気持ちを忘れない。 今までに教わったことはなんだったのか。 言葉遣いは乱暴だし、他人の気持ちを考えないクズ人間のまま体だけデカくなっただけ。 誰にも信用されず、 誰にも頼りにされず、 自ら孤独を選んで心を殺しまくっている。 全部俺のせい。 売れないのも、周りが迷惑こうむってるのも、全部俺のせいだ、分かってる。 はい。そっかそっか。終了。 大人になれない。大人になりたい。 限りある日々に限りなく続く苦悩と葛藤に終止符なんて打たなくていい。 明日を向く。ひたむきに。