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自業

ごめんなさい。 勘違いだったり分かり合えないことがあるって 少しでも感じたらそれはもう言い訳でとてもモヤモヤして悲しいけどちゃんと納得しています。 年末にこんな感情になるのもなんだかやるせないし、 みんな楽しいを目指しているはずなのに本当に反省の1年です。 自分の業が全て、改めます。

乳酸溜まりまくりオバケ

前髪が長くて前が見えない。 前どころか何もかも見えない、未来も見えない。 こんな歳までバンドを続けるなんて一昔前の自分には想像もつかなかった、 それどころか拠点を東京に移して、 好きなレーベルにたくさんお世話になるようなバンドになるなんてこれっぽっちも思っていなかった。 つい先日、春にリリースになるであろうCDのレコーディングを行った。 僕らは疾走感のある曲が多いから、ベースとドラムを同時に録る。 いわゆる一発録りという手法。 その方がサウンドに勢いがつくからなのだが、 その分、2人の息がぴったりと合わないと 何回も何回もテイクを重ねる必要になり時間がかかる。 ただ、前作もこの方法でレコーディングし、 順調に進んだので今回もこの録り方でのぞんだ。 東京でのレコーディングは今回で2度目だし、 担当のエンジニア様も前回と同じ青野さん(優しいオジサマ)だし、 不安は少しあったけどそこまで大きな心配はなかった。 なんとなく“やれる”っていう謎の自信があった。 結論からいう。ベードラ録りは予想の何倍も時間がかかってしまった。 たぶん今回において、 僕にとっての「譲れないポイント」が前作より増えたんだと思う。 こだわりとか、ここだけはきちんと聴かせたいってフレーズ・リフの応酬。 リズムって突き詰めれば突き詰めるほどボロが出てくる。 下手くそさが滲み出て浮き彫りになる。 特に某曲に関しては腕がつりそうになる位に何度も何度も弾きまくってしまった…。 乳酸溜まりまくりお化けと化した…。 昔もっと練習すればよかった…、って後悔ばっか。情けねえ。 練習は、努力は、嘘をつかねえです、はい。 何時間もかけて、2日にかけて、 なんとか目標の曲数を録り終え、 その日のうちに作業していただき上がってきたラフミックスを聴いた。 まるで生まれてきたばかりの我が子か!ってくらい、 1音1音で出来た音の波を愛おしく感じた。 まだ歌もウワモノギターもついていない音だけの状態なのに。 これからベースとドラムのみの音に、 ギターとボーカルが重なり、 生命を宿すかのように僕たちのリアルが産まれる。 嬉しい、楽しみ、楽しみにしてて。

アラーム

朝、起きるのが壊滅的に苦手だ。 さすがに起きれなすぎて焦ったので、 凄そうな目覚ましアプリをダウンロードした。 時間になるとややムズな計算問題が3問出題されて、 それに正解しないとアラームが止まってくれない、ってやつ。 おそらくその問題に答えるために頭を働かせるうちに スッキリ目が覚めれる!といったメカニズムなのだろう。 結論からいうと、 なんと俺はその問題に正解すると、そのまま体を起こさず 再び寝てしまうのだった。結果、また寝坊した…。 なんという俺の眠りへの執着心、 というか、ただ単純に甘えているだけなんだけど…。 日々だらしないなあ、と感じる場面が最近やけに多い。 昔から道に唾を吐くクセがあって、 こないだ隣を歩いてたイワノ君にキツく怒られてしまった。 8つも年下に「ダサイ年上」と思われたに違いない…本当に情けない。 昔、銀杏BOYZのBaのアビちゃんさんがプロフィールページで 「路上で唾を吐く癖がある、本当にごめんなさい」 と書いていたのを思い出した…、 おんなじ気持ちを味わっている、だっせえなあ俺。 メンバーに恵まれているとつくづく思う。 救われている、生かされている。 たぶん俺なんて、そのまま北海道から出られず くすぶったままバンド活動している未来が見えていた。 いま見ているような景色は、 彼らに巡り会わなければ絶対見れてなかったと思う。 こないだGtのマサキユからは酔っぱらった勢いで殴られながら 「お前に言われたくねーよ!!!」と怒号を発せられた。 すげームカついたし、酔っぱらってたからしょうがない、とも思ったけど 同時になんかすげぇハッとした。本音を言われたと思った。 そしてもっとかっこいい大人にならなきゃな、と強く思った。 本当にダサい。俺。 年の瀬、いろいろと思うことがある。 例年であれば「1年あっという間だったなあ」とか言うんだろうけど、 今年に関してはそんなこと微塵も感じていない。濃すぎた。 来年も濃い時間を過ごしたい、少しでも今年より濃い1年を。 甘えてはいられない。 変わらなきゃいけない。 忘れてはいけない。 もっと強い人間になろう。ちゃんと自分の力で目覚めなきゃいけない。 むしろ周りを目覚めさせられるような、そ

置き去りの感情を掬い取る

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今この文章を 北海道・札幌にて打ち込んでいる。 ここ1週間の出来事をまとめたいと思いPCを開いた。乱文になりそうだが。 12/6、新代田FEVER 俺たちの自主企画『一語一会』の東京編。共演は2、ズーカラデル。 ズーカラデル。 札幌に住んでいたころから切磋琢磨してきた仲だけど、 毎日のように遊んだり飲んだりするような仲ではなく、 でもお互いに上京したタイミングが被ったりなんかもして ずっと気にかけていた友達。 以前に彼らの札幌での自主企画(2マン)に誘われたこともあって 今回は俺たちから誘いたかった。 そして2。 ボーカルのさくらいが、2のボーカル古館さんの根っからの大ファン。 知っている人は知っているが、 マイアミはつい先日まで登場SEに古館さんのソロ弾き語り音源をかけていた。 そしてドラムのゆっこは 3年前にマイアミのサポートドラムをやってくれていた旧友・戦友だ。 俺の誕生日、ライブハウスの楽屋で「やんやんつけボー」もらったこと、 未だになんか不意に思い出すよ(笑) 久しぶりに話したけどお互い何にも変わってなかったな。 2は先日、TOKYO CALLINGの渋谷WWWトリを務めているのを見て以来。 ズーカラデルは冬の札幌、ネクライトーキ―のツアー2マンライブを見て以来だった。 どちらのバンドのライブも熱さの中に優しさが詰まったライブをしていた。 ズーカラは「生活」っていう曲からライブが始まった、 少しだけウルっと来てしまった。(少しだけな!笑) 2のセトリはとにかく鬼。 35分セットの最高の使い方をしていた。 見習いたいと強く感じた。と同時に 「彼らのライブの後なら俺たちは大丈夫だ」と楽屋裏でなんだか勝手に確信した。 この日はいつも来てくれるお客さんが多いような感じがした。 最新版のマイアミパーティ、いかがだっただろうか。 この日は本邦初公開の新曲を1曲演奏。 新曲を弾き始めたときのみんなの顔はやっぱり好き。 ノリ方なんて本当はなんだっていい。 初めて触れる音に対しての真剣な表情、毎回毎回思うけど一生忘れたくないな。 この曲はこれからライブを重ねれば重ねるほど化けそうだ。 評判も感触もとても良かった。 今後に乞うご期待。 序盤からボロボロと泣いてくれるお客さん

振り返る余裕すらなく

人生を生きていると、 時に想像もしていなかった美しい奇跡に出会える時がくる。 ただその奇跡は、 偶然で起こった出来事ではなくて、 実は自分できちんと手繰り寄せていたり、 今まで培ってきた自力が結果として生み出されたケースの方が多いように感じる。 どうにかこうにか信じて生きてきた、 真摯にときに潔く動き続けてきたヤツの大優勝なんだ、と思う。 努力しないやつが苦手だ。 自分の弱さをそのままにして、 まるで被害者かのように、 当たり前のように変わらずにい続けるやつは好きじゃない。 もちろん変わりたくても変われない環境、 状況のやつもいるかもしれないけど。 変われるのに変わらない、変わろうとしないやつ。 多分どんな言葉を投げかけても 1mm も成長しないだろうしね。 ありがたいことに俺は、成長できる環境に生きている。 周りには向上心のある仲間がゴロゴロいて、 少しでも早く自分の手で掴んでやろうと 躍起になってる同世代が多いことに気づく。 そんななかで何にも焦ってないやつもいる。 焦ることが果たして本当に良いことかは、 人それぞれにペースってものがあるし、 行き着く先のビジョンも違うだろうから、 赤の他人があーだこーだ指摘できることではないけど。 だけどやっぱり、俺としては そんな人間は好きじゃない。 周りにウダウダ流されてるような奴より、 ずっと上を向いてるやつと一緒に居たい。 成長したい。 明日こそ美しい景色を見てやるんだと。 その景色をみんなで見たいんだと。 一度きりの人生を粗末に生きないように、きちんと選んでいきたい。 そう思ったこの 1 週間ほど。 今日は名古屋、明日は大阪、週末は札幌です。 悔いなくやろう。

「お客様は神様です」

「お客様は神さまです」 って随分と偉そうな態度で店員さんにオラつく客が嫌いだ。 神様なんだったら全人類の生活を、 世の中を穏やかにしてやってや。 消費って「欲しい」と思ったから起こるわけで。 てことは「買って得するのはお互い」なわけなんだから、 選んだあなたは選ばせてもらった生産者側に感謝を持って接するべきだろ。 お店側のことを 「オタクのところは~」とか「オタク」呼ばわりする老害は論外。 「お前より何年人生を多く生きてきた」とか知らん、どっかいけ、用無しや。 その長く生きた人生の結果そんなどぎつい生態になってしまったのなら、 悪いことは言わないから子宮からとっととやり直せ。 でも少しは俺にだって気づいていることもある。 最近世の中の人たちには“余裕”がない。 未来に不安があるのだって知っているし、 モヤモヤした気持ちをどこかに吐き出したい気持ちがあることも。 なんなら今この文章を打ち込んでいる自分だって、 煮え切らなかった気持ちをネットにこうやって吐露しているのが事実。みんな同じだな。 そうやってタラタラと書いてるところで何の解決にもならず。 やり場のない感情を垂れ流しても、 どんどんメンタルがゴミと化し塞ぎ込んでいってしまう一方だ。 そこで、いや待て、 そもそも「お客様は神様です」なんて言い始めたのは誰なのかって思ったので調べた。 https://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html このページに辿り着いた。 今の時代を生きる人たち、 そしてできれば1人でも多くの「表現者」たちに読んでほしい。 このWEBページを読んだことで、 これから過ごす日々がとても意味のある時間に、 有意義な人生になることを、あなたの視野が少しでも広くなることを祈っている。 まだまだまだまだ、 俺にやらなきゃいけないことだらけだって考えさせられる日々です。