札幌
札幌という街。
正直言わなくてもいいことまで書くと思う。
楽しかったことも、辛かったことも、
誰かを傷つけてしまうようなことまで。
この日記が誰にも読まれなくてもいい。
ただ、誰かの何かに少しでもなれれば嬉しい。
例えば突然できた空き時間の暇つぶしの1つにでもなれたら。
2019年5月に北海道・札幌の街を抜け出した。
元号が令和になった瞬間、
僕は住所無し無職男になった(住んでたマンションを解約して、次のマンションの契約開始までに数日空いてしまっただけだけど)。
正直、札幌に居た頃は「自分の居場所はここにしかない」って勝手に思ってた。
ほぼ毎晩と言っていいほど通いつめていた飲み屋があったし、一緒に居て居心地のいい友達もたくさんいた(勘違いだったら悲しい)。
恋愛もした。同棲もした。
そして別れもたくさんあった。
あの頃の自分が本当に本当に情けない。
別れた子の結婚報告とかがSNSに流れてくると、「嬉しい」って気持ちはもちろんあるけど、少しだけ「俺も可能性があったんかな」とかほんと2%くらい考えたりして。
マジでダサいな自分。
アイドルオタクも思う存分した。
他の人が驚くほどアイドルの握手券を買いまくった。
段ボール7箱くらいでCDが家に届いたし、大き目の棚が埋まりつくすほどの量だった、本当にアホだったって思うけど、今思い返してもかけがえのない思い出だ。
仕事も辞めたり新しく始めたり辞めたりした。
あんまりもう触れたくないけど、
本当に心がしんどくなるほどすり減らしていた。
裏切られたりもしたし、正直裏切ったりもしてしまった。
充実した人生だったのかもしれない。だけど全然いまの自分に満足できていない自分もそこにいたのは確かだった。
無職になった自分は、次の仕事が決まる数日間、日雇いのバイトをしていた。体を使う軽作業、と謳いながらめちゃめちゃの重労働な日銭稼ぎの毎日。
その中で、全くもって重いものを運ぼうとしないズルしっぱなしのジジイがいた(35歳くらいのやつ、ただあんなヤツはもうクソジジイと呼ばせてくれ)。
絶対こいつみたいな大人にはなりたくないし、
そうやって人生を生きてきたからこんなとこで働いてんだろお前、俺はお前とは全然違うからな、って思いながらせっせと働いた。
でももらう金銭はコイツと一緒。
この世界を恨んだ。
今の自分を形成するほとんどのことを教えてくれた街。それが札幌だった。
東京。なにも知らなかった街、東京。
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