2025年6月15日のHello Micro Computer企画を終えて
(長文になります。時間があるときに興味のある方だけでも読んでくれたらと思う。思いの丈をツラツラと語ります。)
2025年6月15日、日曜日。
札幌SOUND CRUEにて、
Hello Micro Computer presents.
「薄れゆく記憶のなかで、僕はいま一本の糸を手繰り寄せるように思い出を吐き出す。12dBにも満たないか細い声は、その想いとは裏腹に東の空に消えた。」
が開催されました。
お越しいただき、この日を目撃してくれた皆様、
本当に有難うございました。
そして少しでもこの日を気にかけてくれたあなたにも
大変感謝いたします。
“Hello Micro Computer”。
“ハローマイクロコンピューター”というバンド。
9年前、札幌にいたインストバンドの名前。
僕が2011年に室蘭工業大学軽音楽部内で結成したバンド。
ライブのMCでも話したけど、
昨年11月にand O2というバンドのツアー東京編の際に、
and O2ではベースを、
Hello Micro Computer(以降、略称の「マイコン」)では
ギターを弾く寺島が僕の家に泊まりに来まして、
その際にお酒を交わし、
(案の定ではあるが)昔話に花が咲き、
この日を実現するために
寺島が中心になってたくさん動いてくれました。
2016年3月までメンバーとして
2年間鍵盤を弾いてくれた茅野も、
2016年11月の活動休止まで4年間
ずっとドラムを叩いてくれた北川さんも、
お二方ともに快く引き受けてくれました。
当日まで、
まさに遠距離バンドらしい動き方ではあったが
みんな6.15を良い日にするために一生懸命にやってくれた。
特に北さんのタフネスさには毎度驚かされる。
こういう時のアクティブさ、
そして本人にも話したが「成立させ屋」なところ。
本気で僕も見習いたいと心から思う。
僕と寺島はいい意味でも悪い意味でも
楽観的で「なんとかなるだろ~」
の精神強め(まじでダメな部分)なので、
本気で心強かったし、
「9年前もこの北さんの強さのおかげだった」
って場面が何度もあったな、と再認識した。
ライブ前の最後のスタジオで
(内容は割愛しますが)
もはや俺と北川さんは
会話しなくても分かり合えていたこと、
お互い高い次元でバンドに向き合えていること。
俺の数年間の自信であり、誇りにもなりました。
そして茅野は、この空白の9年間で数多くのバンドに参加し、
大きく成長を遂げていた。
アドリブなんていつも自信なさそうに弾いていた彼が、
音も弾き様も強く逞しくなっていた。
茅野は感情を乗せずに
「あのマイコンの2年間があったからですよ」と、
いつも通り飄々と僕に話した。
本心か作り話か分からない、
いや、むしろ分からせないこの話しぶりは、
2016年の当時と何も変わってなくて逆に嬉しかった。
10年も経つと、
寺島は新しく家を買い、
北さんは新車を買い、
セルジオは金髪になり、
茅野は結婚した(おめでとう)。
けど、俺たちみんな
iPhone SE 第二世代だったの、
なんか俺たちらしくて良かったなぁ。
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自主企画にお呼びしたのは
喃語とまいごの2バンド。
まいごは3人とも、喃語はGt.Voの武田君が僕と同い年。
気の知れた3バンドでやれたことももちろん嬉しいのだが、
この日がまいご復活のなにか後押しになれたのなら、
なお嬉しい。
MCでは話せなかったけど、
僕らマイコンの活動休止直前の最後のライブが
まいご企画『動物注意 vol.2』で
![]() | |
| 場所も同じサウンドクルー。しかも当然のように喃語もいてさ。 |
この日に止まった時計の針をまた動かしたい、
って気持ちも幾分あった。
僕らが再起動するその場に、この2バンドがいてほしかった。
やっぱそのくらい僕らにとって、
まいごも喃語も大切な存在だったんすよね。
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喃語はとにかく
SPIRITUAL LOUNGEで何度も何度も何度も対バンした。
対バンしすぎた結果、
大きなインスピレーションを喃語から貰い、
その熱量のまま作った曲もあった。
(「ただそれだけ」という曲と「狂ったキャリブレーションに死ぬという概念は存在しない」という2曲。どちらも音源化はされていないけど「ただそれだけ」はYouTubeに動画があるよ。https://youtu.be/OsdxHguB-4Q?si=QRIXh9JgWrj5GYq3)
打ち上げで武田君が、
“マイコンも好きそうな他のインストバンド”
を説明する際に
「マイコンみたいにガッツのあるインストバンド」
と形容してて、
なんて素敵な表現をするヤツなんだ…って心から思った。
あと俺の足元のエフェクターが
「あの時代の足元」過ぎて
面白がってくれたのもなんか良かった。
HAOは良いメーカーだ。
前述した2016年のまいご企画、
あの日と同じように武田君はこの日も、
最前でマイコンを見ていた。
「或るランダム」って曲を演奏してる時の
武田君の表情とかリアクションがとても好きなんす。
※リンク先が2016年の活動休止前最後のライブ。 https://youtu.be/91XJyEkjhkQ?si=9pFvSuw3R6mXrufI Keyはあーちゃんさん。サムネイル画像に既に武田君の後頭部が映っている。
当日の喃語のLIVE。
たぶん曲は川島洋一。
スピーカーは前にしかないはずなのに
後ろからりゅー君のドラムが聴こえてきて、
映画館みたいなタイミングがあってアホほどビビった。
(北さんにこれ言ったら「りゅーくんのドラム、ドルビーサウンドじゃん」って笑ってた)。
北さんが一時、
マイコンを叩けないかもしれないLIVEの日があって、
サポートをお願いしたら快く引き受けてくれたの、
マジで有難かった。
結果的にその日は北さんがいけるってなったけど、
りゅー君しか北さんの代わりになれる存在はいない。
いつもいつも助けられてばかりだ。
「りゅー君は、僕らマイコンの家族みたいな存在だ」
MCでは端折りすぎてしまったが、
本当にいつも助けられていたよ。
茅野が大学を卒業してそのままマイコンを抜け、
鍵盤不在となった僕らを
最初に支えてくれたのが喃語のBaのあかねちゃん。
喃語企画にマイコンが誘われ、
どうしてもKeyのサポートをしてほしい、
とお願いした時も一切嫌な顔せず、
見事に喃語とマイコン、2ステージやってくれて、
しかもアンサンブルもリズムも超絶で、
頼もし過ぎる存在だった。
そしてその後に僕らを
サポートしてくれたのはあーちゃんさん。
(まだ僕が室工の時に、かゆぱんさんと北大でネコライダーをやっていた時に知り合っているわけなので、マイコンメンバーや喃語・まいごよりも長い付き合いである。)
そんなあーちゃんさんとあかねちゃんが
いま一緒にバンドをやってるって、
もはや胸アツ以外の何者でもない。
(いつかmateno見に行きます…。あとマジファブリックが見たい…。)
この2人の存在がなかったら、
もしかしたら6/15はなかったかもしれないと感じる。
この2人がマイコンの命を繋ぎとめてくれたと真剣に思う。
あかねちゃんは、
これからの活動に前向きになれていなかった僕らの
実直なコンパスになってくれて、
あーちゃんさんに関しては
「宇宙哲学」と「浮」という
新曲2曲を生み出す原動力になってくれた。
今回の6/15の企画本編も、
この2曲を核にセットリストを組みました。
◼Hello Micro Computer / 2025.06.15 Set List
1.moment
2.僕たちはまだ何も知らない
3.或るランダム
─────────MC
4.introduction
5.宇宙哲学
6.雨トラト
7.眠り姫は夜を知らない
─────────
8.浮
9.Fo(u)r seasons
en1. Riot march
en2. ever... (more)
あと本人には話したけど、
あかねちゃんがXで上げてた
「さらば恋人」のmicro KORG 弾語りが
最高過ぎるので全人類に見ていただきたい。
https://x.com/inmni/status/1905891093129875799
ちなみにセルジオさんも
「マイコン」って打つと自動で
「Hello Micro Computer」と
「HelloMicroComputer」(スペースなし)
って自動で変換するように設定してあったよ。
httphttps://x.com/inmni/status/1905891093129875799s://x.com/inmni/status/1905891093129875799----------
まいごの3人は、いつも笑顔なんだよな。
俺はつっけんどんでシャイな甲斐性なしだから、
当日リハ中にすずみまちよコンビがめちゃ笑顔で
「ヤッホー!」って来ても
「なんやねん!」としか言えないんだけど(コミュ障)、
彼女らはセルジオがそういう男だとわかっているから、
ニヤニヤしながら去っていくんよ。
なんか一瞬でその雰囲気が懐かしくなったし、
そのままラウンジで立ち話になって、
一生話が尽きなかったのもなんかウケたね。
僕が大学を5年で辞めて、札幌に引っ越し、
もう一回マイコンをやろうとメンバーを探し、
ハセポヨ、谷と3人で
「サヨナラセカーーーーイ!」って叫んでた時に
最初に友達になったタメ3人がまいご。
LIVEが誕生日当日(8/5)で、
打ち上げで年齢分(24歳なので24杯)のお酒を飲んだ結果
ぐでんぐでんになり、
ドラムのしんやに
下町ウルフで倒れ掛かったあの日は忘れない…。
(記憶はないので「忘れない」というより「覚えていない」)
(この出来事をほぼ正確に覚えていたすずみ、さすがです)
(調べたらまいごのHPにライブ詳細が載ってた。
その月にもう一回カウンターで対バンしてた。)
↓ ↓ ↓
■2012/8/5(日)『DO IT YOURSELF』
@札幌SPIRITUAL LOUNGE
出演:Brainsick Blackbox(苫小牧) / アイロニー主義 / Hello Micro Computer / FLUKE / ぴんぴんぷるぺんぱんぱんぱん / The Offclocks / まいご
■2012/8/21(火)『Presence』
@札幌KLUB COUNTER ACTION
出演:三月兎 / Hello Micro Computer / サトウアミ / omline / Throw / まいご
なんかエモまり過ぎて、
話に収拾がつかなくなりそうなのでまとめに入ると、
簡潔に
6/15、
この3バンドで、
「SOUND CRUE」でライブができて
本当に良かったです。
嘘偽りなく。
ライブが終わって、
楽屋戻ってきてすぐに寺島が
「リベンジさせてくださいっっっ!!!」
って言ってきてさ。
何をやってもうまくいく日はうまくいくし、
上手くいかない日は何やってもダメだった。
そこは9年前と何も変わらず。
でも
「どうにかしたい」
「なにかかましたい」
「ぶつけたい」
1ステージに対して、1曲に対して、1リフに対して
9年前と変わらず情熱を持って行えたこと。
それでいて、
9年前よりも強くありたいと
4人で取り組めたことが僕は何よりも嬉しいです。
「バンドを続けるって難しい」
月並みな言葉だし、
バンドのみならず、
何かを継続する力って生半可なことではないことは
生きているみんななら誰でも知っていることで。
僕はたくさんの人に助けてもらって
ここまで生きてきました。
だからこそ誰かの力になりたいって思うし、
音楽をやらなきゃ出会えなかった人たちと
音楽を通してまた再会できたら、
これほど美しいことはないと思う。
そんな日を続けていけたらいいなと、心から思います。
(なあ、まちよ、復活する未来を選んでくれてありがとな!)
あとはMCで話したことが全てです。
そんなMCの動画を少しの期間載せます(恥ずいが)。
伝えたいこと、伝わり切っていたら嬉しい。
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| Photo By Mika |
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| 88年生まれズ、俺たちかわいいな |
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| この3バンドでまたやろう |
そして、あの日、
北川さんときえちゃんの結婚式の
披露宴で撮影した4人で撮った写真。
![]() |
| この日に交わした約束を守れて良かったマン |
Hello Micro Computerは東の空に消えていった。
ただ僕らの音楽は確かにここで、鳴り響いていたんだ。
いつだって「夢見てるフリ」をしながら。
■2025.06.15 会場BGM
https://music.apple.com/jp/playlist/20250615-%E8%BB%A2%E6%8F%9Bbgm/pl.u-gxbllDlFmbK4lZ






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