カウンターカルチャー

こんばんは。

僕は元々アンダーグラウンドな音楽が大好きだった。
そもそもアンダーグラウンドって何だ?
って思ったのでウィキペディア先生で調べてみました。

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アンダーグラウンド(英語:underground)とは、
直訳すれば「地下」だが、見えないもの、影の存在とのニュアンスで、公の管理規制を逃れる違法・非合法の事物のことを指す場合が多い。類義として「ブラック~」の接頭辞や、日本における「闇(たとえば闇市)」がある。当局による規制・弾圧から隠れる思想・政治活動の集いである場合もあるが、多くは麻薬、密輸品や盗品、密造酒や闇タバコなどの禁制品の取引のほか売春、賭博などの非合法ビジネスである。近年では地下経済などの訳語に採り入れられてもいる。
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なんやこれ、文章の端々が怪しすぎる…。
と思ってもうちょっとスクロールしてみたらこんなのも続きに載っていた。

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アンダーグラウンド(underground)は、
地下の意。転じて地下運動、反権威主義などを通じて波及した1960年代に起こった文化・芸術運動のことを指す。アングラと略される。
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そしてもうちょっと読んでみるとこんな内容も載っていたよ。

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1960年代のアメリカやヨーロッパを起点として西側社会に対する文化的な対抗、権威主義や主流派・保守階層、政治家、資本家への反発などの抵抗からヒッピーなどの若者を中心にした「カウンターカルチャー」として、政治的連帯感と共に大幅に発展することとなった。
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にゃーるほどな、ほうほう!!!!(全然分かってない)


でもなんかなんとなくだけど
「カウンターカルチャー」ってかっこいいね、響きが。
「サブカルチャー」って言うよりも
よっぽど業界感があるし、なにより強そう(頭が悪い発言)。

やっぱ根本は反政治とか戦争反対だったり
「パンク」の思想なんだろうけど、

そのパンクが「ファッション」の1つに括られてきて
もはや「メインカルチャー」と化した時代に生まれた言葉のような気もしてきました、「カウンターカルチャー」。

時代ってやっぱ何周も何周も回ってるって、
たった30年だけど、生きてきてると思います。

僕が小学生のころなんかは
「モーニング娘。」がやっぱり凄かったんだけど、
中学になると気づけばみんなアイドルは聴かなくなって
「ロードオブメジャー」とか「175R」とか
「モンパチ」「ゴイステ」「ガガガSP」あたりの
いわゆる「日本語青春パンクロック」が流行って、
紅白なんかにも出演しちゃったりとかしてて。

もはや「パンク」ってなんだ?って感じだけど、若いころの僕からしたらめちゃめちゃ輝いて見えた。

「RIP SLYME」とか「KICK THE CAN CREW」「キングギドラ」「DragonAsh」だったりヒップホップが流行った時期がありつつ、
かと思えば「オンエアバトル」とか「エンタの神様」「M-1グランプリ」とかが流行って「お笑いブーム」が来て。

そしてハルヒ、らきすた、けいおん!あたりの「アニメ黄金期」を経た後、
オタク文化が広まった結果「AKB」が筆頭となって「アイドルブーム」が到来し、
今も長いこと続いてる。
そしてまた再びいま「バンドブーム」が来そう、というかもう来てるって感じなのかな。

で、こんな感じでメインカルチャーはことあるごとに移ろいでゆくけど、
その裏で実はきちんと「アングラ」というか
まさに「カウンターカルチャー」が
ちゃんとアンテナを巡らせ続けているって感じる。

例えば「お笑いブーム」ひとつとっても、
ブームの最中はいわゆる「若手芸人」が躍動していたのだろうけど、
その裏ではラジオだったり深夜番組とかの
陽の当たらないカテゴリーでチカラを蓄え続けてきた中堅層の芸人がいて、
彼らが今の時代になってゴールデン番組の司会を張ってる。
くりぃむしちゅ~とかネプチューンとか吉本印天然素材のメンバーだったりする。

「アイドルブーム」もまさに
「地下(アンダーグラウンド)」という言葉が入っちゃってる
「地下アイドル」として活動していた女の子たちがメキメキと力を付け、
今やメインカルチャーにのし上がってしまった。
「BiSH」もそう。
もともと全然パッとしなかったアイドルグループ出身だった子が、
いまや「BiSH」として活動しフェスのデッカいステージに立ってる。


じゃあ「バンド」はどうか。
今の僕は「アンダーグラウンド」な音楽に
たくさんの影響を受けてきたバンドマンの1人だと思う。
というかアングラなバンドをやってたけど、
やってる最中の僕は別に自分のことアングラだなって思ってなかったな。


オーバーグラウンド?というか「J-POP」ももちろん好きだ。
ミスチルとかスピッツとかスキマスイッチとかゆずとか実際好きだし。
けどやっぱり最初は
「俺はクラスの他の奴らとは違うんだーーー!!!」
って思春期?の多感な時期にはそんな気持ちがやっぱどこかしらにあって、
だからロックとかパンクとか聴き始めて。
そうやって生活していると、
やっぱりそんな音楽が好きな人たちが周りに増え始めて、
気づけばめっちゃコアな音楽を聴き漁ってた。

そして過去に聴いたそんな
アングラな音楽たちのおかげで作ることが出来た楽曲がある。
マイアミパーティの「おはよう、おやすみ」。
リズムは8分だけど、
これを16分で捉えると「4拍・5拍・3拍・4拍」ていう
ちょっと凝ったリズムなんだよ~!って
興味ない人に説明してもわけわかめだと思うけど。笑
要はアングラな音楽から得た経験とかが活きてるというか、
一音一音が人生の縮図なのだな、としみじみ感じたりするんです。

さくらいの歌詞とかメロディーのおかげも大部分にあるけど、
いままでロックとか聴いてこなかった人も、
この曲を聴いてなにか「ハッ」とさせられたり、
少しでも僕らに興味を持ってくれたりしたら嬉しいな、と思ってます。


カウンターカルチャーも悪くないよ。
過去の自分より今の自分が最高を更新するために一生懸命ベース弾いてます。
ライブ来てみてね。

♪おはよう、おやすみ featuring かしわ/マイアミパーティ
https://youtu.be/CabYyFjlP6s

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